本日(2024年10月2日)は社会保険労務士の合格発表日。
8月25日に受験した当人ばかりでなく、今後受験を予定している方、直近で受験して合格した方、または直近で不合格だった方、他にも今後の受験を検討中(迷っている?)の方や受験関係者の先生方も興味を持って注目していたのではないかと思います。
今回は、この発表日に触れて思ったことなどを少々述べようかと・・・
目次
まず、私は・・・
私は、上記の受験生、受験経験者、その他関係者の中で言うと、
昨年(2023年度)の受験生で、運よく合格した者です。
・・・なぜ、「運よく」・・・と言うかというと、
社会保険労務士の難易度とは?
この国家資格「社会保険労務士」の難易度は・・・、
単に合格率(2024年度は6.9%)という数字の問題だけではなく、「足きり」という厄介な制度があるところです。
「足きり」とは・・・
(簡単に説明すると)、
午前中8科目(1科目5問)は1科目ごとに3点以上、
午後7科目(1科目10問)は1科目ごとに4点以上の正解が無いと、
不合格とされてしまう制度のことです。
他の科目すべて満点を取った方でも1科目だけ未達があると不合格になってしまうのです。
つまり、
総得点で受験者中のトップクラスでも不合格になってしまう方が結構いらっしゃるのです。
また、
合格率6.9%と数字を聞いても、何となく、「難しそう」、「厳しい!」感じですが、
具体的に言うと、今年は43,174人が受験して、40,200人が不合格となるのです。
満員のプロ野球のスタジアムと昔のパ・リーグの入場者数を比べているようなものです。
合格した2,974人は見事に狭き門を突破した方々です。
私が、自分の合格を「運よく」と表現するのは、
謙遜でも何でもなく、「足きり」にひっかかることなく済んだこと、他の受験生の得点が大きく影響しているためです。
たまたま「知っている問題」が出題され、主宰者が合格ラインと設定した得点が出来たからだと思っています。
実務経験の無い合格者の方は・・・、
開業を予定する方で2年以上の実務経験が無い方は、「事務指定講習」を受けることで、
最短で、翌年の8/1付で登録することができます。
副業開業でも自宅開業でも可能ですから、狭き門を突破して取得した資格を活かせるようお考えになることをおすすめします。2024年8/31時点の社会保険労務士は、45,686人とのことです。
残念ながら不合格だった方は・・・、
受験する決意をもって準備を進めてきた方は、ここで断念する選択肢はありません。
この難関資格にチャレンジした決意は自信をもって頂きたいと思います。
試験範囲の広さ、1年に1度のみの受験機会、「足きり」の恐怖など、厳しさも多々ありますが、是非もう一度挑戦してください。
成し遂げた時の達成感と感激は、何事にも代えがたいものになる事と信じます。
教材に迷っている方は、「スタディング」を候補にしてみては?
私はこの通信講座を活用し、合格することができました。
ちなみに、
今年の合格者の最高齢者はナント「81歳!」だそうです。
私も頑張らなければ・・・!
今回は以上です。